イタリアのB級グルメが気になったら【Gusta Trippa】のモツ煮バーガーを召し上がれ
こんにちは、ゆんです!
近頃は日本も肌寒い日が多くなりましたね。
先週我が家では冬の定番「(モツ)鍋」を作りました。
モツ鍋と言えばこってり系の豚骨スープが私は一番好きなんですが、皆さんはどうでしょうか?
さて、モツと言えば実はイタリアにもモツ料理のお店があるんです。今回はとっておきのモツ煮バーガーを作るお店【Gusta Trippa】をご紹介します!
モツ煮はフィレンツェの伝統料理
【Gusta Trippa】という店名を訳すと「モツ煮込みの味」です。文字通り牛モツをメインとしたバーガーやパニーノを提供してくれます!お店の外観はこのような感じです▽
店内にはカウンター席が5席程度あるだけなので、サクッと食べて帰るファーストフードなお店ですね。もちろんテイクアウトもできます。
さて、お店の入り口にはモツ煮バーガーのイラストと一緒に「LAMPREDOTTO」と書かれていますよね。
lampredotto(ランプレドット)とはイタリア・フィレンツェの伝統料理の一つで、ギアラ(牛の第4の胃)を煮込んだものです。
lampredottoは薄くスライスされた牛肉で、さっぱりして噛み切りやすいのが特徴のモツ煮込み料理です。私は最初にこれを食べた時、「モツと言うよりお肉っぽいな〜」と思いました。
モツの味や食感が苦手な方でも、お肉好きならきっと気にいってもらえると思います!
ちなみに、trippa(トリッパ)はハチノス(牛の第2の胃)を煮込んだもので、こちらもイタリアではよく食べられる料理です。
trippaは分厚い鳥皮のようにブニョブニョとしてなかなか噛み切れないのですが、噛めば噛むほどモツ煮の旨味が感じられて最高に美味しいです!
いずれもトマトやバジルで煮込む作り方が一般的なのですが、味はなぜかダシ醤油で煮詰めたように感じてしまうのは私だけでしょうか?いずれにせよ日本人好みの味付けだと思います。
4.5ユーロの選べるバーガー/パニーノ
店の入口では2つの大鍋でグツグツとモツが煮込まれており、食欲をそそる匂いに思わず足を止めてしまうに違いありません。いくつかのモツ煮から1つを選ぶことができますが、ショーケース越しにモツ煮を見る事が出来るので、自分の好きそうなものをチョイスしましょう!
バーガーバンズの大きさは日本よりも一回り大きく、中身のモツ煮は溢れんばかりにたっぷりと入っています。
普通に食べると、最後はモツだけ残ってしまうくらいです。
このボリュームで1つ4.5ユーロと、お財布にも優しいところが嬉しいポイントの一つですね!なお、支払いは現金のみでカードは使えません。
また、店内ではバーガーと同じ価格でパニーノも売られています。パンや具材が様々なパニーノが15種類ほど並んでありますので、一番美味しそうなものを選んでみてくださいね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?【Gusta Trippa】はフィレンツェ中央街に位置しますが、周辺の道が入り組んでいるせいか案外知られていないようで通りを歩く人自体まばらです。
すぐ近くには一大名所サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂があって大勢の人が居るんですけどね。
ジェラートの名店やイタリア菓子が揃う人気のお土産屋さんもありますので、街並みを散策しながらお店を目指すのもオススメです。
それでは、最後にお店の情報を載せておきます!
参考になれば幸いです^^
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Gusta Trippa
http://www.gustatrippa.com
Via Sant'Elisabetta 7r, 50122, Florence, Italy
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